2009年8月17日月曜日

上海人のブログ削除<サーチナ

  中国のポータルサイト新浪網に設けたブログ・ページに姚小遠さんが14日に掲載した、「日本人が靖国神社に参拝することに、私は反対しない」と題する文章が、16日午後8時45分までに削除されたことが分かった(写真)。本人の削除であるか、管理者である新浪網の操作であるかは不明。

  姚小遠さんは同文章で、「中国では抗日戦争時の国民党の功績が抹殺されている」と主張し、中国側が歴史を歪曲(わいきょく)している以上、日本で首相など政治家が靖国神社を参拝することに“むなしい大抗議”をすることは、「五十歩百歩。どう見ても不真面目で、根性が曲がっており、滑稽だ」と批判。「私が日本人の靖国神社参拝に反対しないことは、そんなに的外れだろうか」と読者に訴えた。

  姚小遠さんは、同じく中国の大手ポータルサイトである捜狐(SOHU)にもブログ・ページを開設。基本的に、新浪網に投稿したものと同じ文章を書き込んできた。捜狐では同じ文章が午後9時半現在、掲載されつづけている。

  中国でもブログ・ページの管理者は「不適切」と判断した投稿を削除する場合がある。また、またサイト側はインターネットを通じて読者からの「不良情報」の指摘を受け付けるだけでなく、専用の電話番号も掲載している。

  姚小遠さんは16日になり、新浪網のブログ・ページに「感じること:日本は中国に謝罪したり懺悔(ざんげ)する必要はない」との文章を掲載した。ただし、本文では見出しの内容に直接触れず、日本で8月15日に行われた全国戦没者追悼式を紹介した後、「中国では同じ日に特に式典はなく、必要もない」と強調。その替りに盛大に祝うのは「1つの政党が暴力的手段で政権を奪取したことを記念する開国大典(10月1日の国慶節の祝典)で、そんな国に語るべき尊厳などあるものか」と主張した。

  姚小遠さんは現在、自らのブログ・ページで、1日複数の中国語による文章を発表している。ただし、居住地を上海としている以外には、ページ上で個人情報を公開していない。本名ではなくハンドルネームである可能性がある。これまでに、中国人にとって最大の行事である春節(旧正月)にまつわる幼少時の記憶なども発表。また、「私の夢は、中国人が自由に自分の土地に生き、楽しく仕事に励み、平等に生活できる日が来ること。中国人の子供ひとりひとりが、最も衛生的なものを食べられるようになり、健康に成長できるようになること」などとする文章を発表したことがある。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0816&f=politics_0816_006.shtml

中国共産党の検閲にかかったのかな?

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