2009年8月31日月曜日

やっぱり危険な事務総長、潘基文

ノルウェー外交官の酷評メモを発端に批判が一挙に噴出した潘基文。6月にその無能ぶりを論じた筆者があらためて指摘する「この男が危険な理由」

四面楚歌 「勇気がなく」「魅力に欠け」「無能」──これまで水面下でじわじわ広がっていた潘に対する絶望的不安感が一気に表面化した Sari Gustafsson-Reuters

 潘基文(バン・キムン)国連事務総長は、こんなことになるとは数カ月前まで思ってもいなかっただろう。ここにきて、国連事務総長の職を1期限りで退く羽目になる可能性が出てきたのだ。

 きっかけは、8月19日に地元紙にすっぱ抜かれたノルウェー外務省の極秘文書だ。その文書でノルウェーのモナ・ユール次席国連大使は、潘をこっぴどく批判。「勇気がなく」「魅力に欠け」ていて、何よりも政策決定に関して「無能」だと、本国の外務省に報告している。

 潘に対する絶望的な不安感は、静かに広がり始めていた。最近、英エコノミスト誌や英タイムズ紙などの世界の有力メディアに、潘のビジョンと指導力、政策遂行能力の欠如を批判する記事が相次いで載った。私自身も6月に、その無能ぶりを指摘する記事を書いたばかりだ。

 潘とその周辺は巻き返しに躍起になっている。記事を書いた後、潘の首席補佐官は私に怒りの書簡をよこし、私の批判を「政治的な動機」に基づく策謀の一環だと決め付けた。だが、さすがにユールの批判まで陰謀呼ばわりするわけにはいかないだろう。

 ノルウェーは国連で強い影響力を持ち、多額の分担金を拠出してきた国だ。ユールの批判は、相当手痛い打撃に違いない。潘は「軍縮と(大量破壊兵器の)拡散防止の問題で存在感がなく」「カリスマ性に欠け」ると、ユールは言い切った。

名誉挽回を狙ってさらに墓穴

 これは、国連の外交筋の間で広く共有されている見方でもある。潘は救いようがないほど無能な国連事務総長と見なされている。何しろ、世界が大きく変わらなければならない時期にリーダーシップを発揮できず、無断欠勤を続けているかのようなありさまだった。

 最近は批判をはね返そうと必死になっているが、その試みがますます無能ぶりを浮き彫りにした。スリランカを訪問したときは、政府軍の無差別爆撃により難民化したタミル人の境遇を改善するための約束を取り付けることができなかった。

 ビルマ(ミャンマー)では、軍事政権指導者と会談し、軍事政権にお墨付きを与えてしまった。その半面で人権問題で譲歩を勝ち取ることはできず、自宅軟禁されている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーの解放問題でも進展はなかった。

 ひとことで言えば、韓国の外交通商部長官(外相)だった潘が現職に転じてからの2年半は、恥ずべき失敗の連続だった。

 批判に対して潘はまず、「自分は静かな外交を実践しているのだ」という趣旨の反論をした。しかし潘が実践してきたのは、静かな外交などではない。単に、何もしなかっただけだ。

 その結果、潘は世界の独裁者を黙認し、事実上の共犯者になっている。世界の危機に関して「潘と国連の存在感のなさは際立っている」とユールが書いたのは、その点を指している。

即刻退任するのが世界のため

 次に潘は、「国連事務総長の権限には限りがある」という趣旨の反論をした。確かに、そのとおりだ。しかしだからと言って、世界の悪党たちに強い姿勢で臨まなくていいということにはならない。前任者のコフィ・アナンなど歴代の国連事務総長は、この役職が持つ道徳上の重みを生かして、どうにか存在感を打ち出してきた。

 それに、明らかに事務総長の権限内の事柄である国連の運営面でも、潘のやり方は褒められたものではない。国連の縁故主義の体質を改めようとしてこなかった。

 実績を上げるためにはもっと時間が必要だと、潘やその周辺は主張するだろう。だが、これ以上の時間を与えるわけにはいかない。2期目の続投を認めるべきでないというだけではない。そもそも、潘は国連事務総長になるべきでなかった。

 もしかすると、1期目の任期満了を待たずに、今すぐ潘を退任させることを目指す異例の動きが出てこないとも限らない。この男がこれ以上、国連と世界にダメージを与える前に。


即刻くびでおk

韓国メディアは「鳩山首相」を歓迎「知韓派」

韓国メディアは30日、NHKなどがこの日午後8時の投票終了後に発表した出口調査の結果を伝えながら、「民主党圧勝」と伝えた。

 聯合ニュースはこの日午後8時に「民主党圧勝、政権交代」と速報を流し、ニュース専門テレビ「YTN」も「日本の政権交代確定」と速報を流した。YTNは、民主党の鳩山由紀夫代表については「知韓派」として紹介している。

 SBSテレビは午後8時からのニュース番組ですでに民主党が政権をとった後の外交政策などを展望し、鳩山由紀夫代表が靖国神社参拝に反対していることなどを取り上げて日韓関係が進展すると期待を寄せている。

 一方、日朝関係について、SBSは「日本の国民感情を考慮して、北朝鮮による日本人拉致被害者問題などに対しては自民党政権と同じように強硬な立場をとる可能性が大きい」と報じている。


上から目線だなあ!

2009年8月30日日曜日

【Nスペ】原告団が現地調査 出演者「コメント曲げられた」 パイワン族24人が訴訟参加を表明

NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人などから番組内容が事実と異なると批判が相次いでいる問題で、NHKを相手取って集団民事訴訟を起こしている原告団は28日、台湾南部のクスクス村に入り、出演した台湾少数民族のパイワン人から聞き取り調査を行った。

 パイワン族の出演者は、NHKが人間動物園でパイワン人を見せ物にしたと放送したことについて、「番組を見るまで人間動物園の言葉を全く知らなかった。(放送された)『かなしいね』などと述べた自分のコメントは、人間動物園に対して(かなしいと)述べたものではなく、(取材者から示された写真の)亡父を見て『かなしい』と語ったものだ」と説明。NHKが『人間動物園』という当時なかった用語を使ったことだけが不適切なのではなく、自分のコメントがあたかも見せ物にされた父に悲しいと表明したかのように曲げられて伝えられている点も問題視した。

 出演者は、尾崎幸広弁護士に対し、訴訟参加希望者が増え、同村がある牡丹郷(ぼたんごう)で24人の部落の長が参加を予定していると伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090828/acd0908281840002-n1.htm

チャンネル桜がやってるやつですね

2009年8月29日土曜日

武器積んだ北朝鮮船拘束 UAEが7月、国連決議後初

 北朝鮮からイランに向かっていた船舶が武器を積んでいる疑いがあるとして、アラブ首長国連邦(UAE)が7月中旬に拘束していたことが28日分かった。複数の国連外交筋が明らかにした。北朝鮮の核・ミサイル関連活動をやめさせることを目指して国連の安全保障理事会が6月中旬に採択した対北朝鮮決議に基づくもので、実際に北朝鮮船舶を拘束したのはこれが初めて。

 安保理メンバーの外交筋によると、UAEは拘束後に船舶を検査し「軍事用物資」を積んでいることを確認したという。UAEは8月14日付で、安保理の下にある北朝鮮制裁委員会に事実関係を報告。制裁委は近く、イランと北朝鮮の双方に詳しい説明を要請する見通しだ。米欧メディアの報道によれば、ロケット弾や弾薬などが積み荷に含まれていたもよう。

 北朝鮮を出入りする船舶への貨物検査をめぐっては、6月12日に安保理が採択した決議で強化された。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090829AT2M2900T29082009.html

UAE GJ!